煩雑な貿易実務
貿易が好きです。幾つか理由はありますが、業務を通じて視野が広がるということがあります。この情報化時代、世界中の様々な出来事がマスメディアのみならず様々な手段で知らされます。しかし貿易をしていると、世界の大きな出来事が自分の小さな事業に影響を与えているということを実感します。小さな個人が
世界の表舞台に躍り出た様な、と言っては大げさかもしれませんが、日常生活に濃いアクセントが付けられたといった感じになります。
為替レートやフレイト(運賃)、保険料などの悩ましい問題に頭を使わねばならないし、意外だったり予想通りだったりと思わされると同時に、広く世界の動きに繋がっている様なちょっとした優越感も抱くからなのかもしれません。国をまたいでの取引ということは、大なり小なりそれぞれの主権国家の意思が個々の取引に影響を及ぼします。関税は最も一般的なバリヤー(防壁)ですが、その他にも煩雑な手続きを課したりされることもあります。こうした貿易実務と言われる業務は格別に煩雑かもしれません。
貿易は面白い
私が理想とする貿易、それは完全なる自由貿易です。
地球上から主権国家が無くなることは当分ないでしょうが、それでも国家エゴによる妨害などが無く、
公平性のある取引が広範囲で行われるのが自由貿易と呼ばれるべきであるというものです。
Borderless Fair & Free Tradeですね。良いものを適正な価格で必要とする人に届くようにする、
という当たり前でいて最高難度の行いです。
Freeとなると手続き問題が無くなり、誰でもできる、面白味も無くなると思われますか?
いえいえ、そんなことはありません。言語の違いもあれば、気象条件も異なるし、流通システムとか商習慣の違いもある。そうしたこと全ての底に文化の違いというものがあります。相互にそれらを理解する努力をして乗り越える、そこに貿易というものの面白さがあると思うのです。
ご一緒に愉しく仕事をして参りましょう
コンサルテーションと言っても特にスタートアップの方を対象にしたいと思います。
お一人でまたはごく少人数で始められるという場合に、部分的な業務代行も含めてのお手伝いを致します。
やがて自力で継続的な取引を遂行できるように、私の苦いものも含めた経験の全てを注ぎ込んで参ります。
コンサルティング&サポート業務(一例)
「貿易学校」を開設しております!
貿易事業のイロハや理想とする貿易取引の在り方などについて語っております。
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※現在制作中。しばらくお待ちください。